総会にあたりご挨拶申し上げます
去る、6月4日の「環境の日」ひろしま大会において、平成27年度の黒瀬会長につづき、谷山誠特別理事がひろしま環境賞を受賞されました。長年にわたり地域での環境保全に努められた功績がたたえられものでございます。誠に喜ばしい事であり、今後の業界の更なる発展のため益々ご活躍されるとともに、後進へのご指導をよろしくお願い致します。
私ども業界を取り巻く状況は、下水道整備の普及に伴い、業務の縮小など厳しい現状が続いております。
そのような状況の中、昨年度は、三次市において芸備地区協議会主催の「廃棄物適正処理推進大会」を、三次市・庄原市・安芸高田市・北広島町・世羅町の5市町の首長、行政担当者、議員、さらに県議会議員の皆さまにご出席を頂き、「役割」をテーマに約250名の参加を得て開催しました。大会では廃棄物処理法と合特法の内容について再確認をし、浄化槽の適正な維持管理において行政と我々業者のそれぞれの役割について、共通認識を確認する事ができました。また、尾道支部、広島支部では、保守点検や清掃実務研修を中心に浄化槽維持管理研修会を開催し、各社従業員のスキルアップ並びに業務レベルの統一化への取り組みを行っております。
組合事業としては、高速道業務、計量証明事業部も順調に推移し、計量証明事業部は今年1月より職員2名とし、業務量増加に対応できる体制づくりをしています。
平成29年度は、まず7月26日にメルパルク広島において、「平成29年度適正処理推進大会」を開催致します。県内の首長、行政担当者、議員の皆様、組合員が一堂に会し、廃棄物処理について、適正な処理とはどのようなものかを、行政からの講演や過去の実例を交え、浄化槽関連法規を通して考えてまいります。
最後に、適正業務の実施を行うことが、我々の業務確保につながり、さらには県民の生活環境の保全と公衆衛生の向上に寄与できると考えます。理事長に就任して二期目となる本年は、活力のある信頼される団体を目指し、組合員と一致団結してまいりたいと思いますので、よろしくお願い致します。
広島県環境整備事業協同組合
理事長 鉄本 秀樹
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